アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

アーリーリタイアと資金計画(支出の分類と見積り)

資金計画を作成するため、支出を見積もります。


会社員時代は、
毎月の収入>毎月の支出
ということは把握していましたが、支出の内訳は把握していませんでした。
退職後に支出を把握するために、支出の分類と見積りを行いました。


私の場合は、以下のように分類しています。
・消費支出
  固定消費支出
  変動消費支出
・法廷支出
・イベント支出



上記の各項目を順に説明します。


消費支出
物品・サービスの対価を指します。毎月発生する金額を概算で見積ります。
消費支出は、さらに
固定(契約見直しをしない限り変動しないため、短期的には固定費とみなす支出)
変動(購入活動に依存するため、変動費とみなす支出)
に分けています。


法定支出
税金、社会保険等の法定支出を指します。毎月の支払ではないため、年間の発生額の月割り金額を算出します。


イベント支出
また、下記のような不定期のイベント支出を指します。
例)
・自動車の買い替え
・住居のリフォーム
自動車の買い替え・住宅のリフォームなどかなり大きな金額のイベントのみを個別に計画し、それ以外のイベント(家電の買い替え、短期の国内旅行など)は変動消費支出とみなしています。



もし、生活費を節約しようとするならば、
・固定消費支出は、契約の見直しが必要。
・変動消費支出は、購入活動の見直しで短期的に可能。
・法定支出は、原則は節約不可。ただし、減免、還付等が可能なケースあり。
・イベント支出は、予算・時期の見直しが必要。
となります。


下記は、私の支出の分類と内訳になります。例として、記載します。
「住居関連費用」は分譲マンションのため、管理費、修繕積立金、駐車場の支出となります。
「変動消費支出-その他」に日用品、家電、衣類、医療費、ガソリン 等と一括りに纏めています。何れも月毎に金額が大きくことなり、個別に管理するより、纏めて管理したほうが管理が容易なためです。
同様に管理が容易という理由で「変動消費支出-食費」に外食と内食をともに含んでいます。


消費支出
 固定 消費支出
 住居関連費用 (管理費、修繕積立金、駐車場)
 水道光熱費 (電気、水道、ガス)
 通信関連費用 (携帯電話, 固定電話, NHK)
 スポーツクラブ
 固定費用計


 変動 消費支出
 食費 (外食、内食 ともに含む)
 その他 (日用品、家電、衣類、医療費、ガソリン 等)
 変動費用計
消費支出合計


法定支出
 固定資産税・月割り
 住民税・月割り
 健康保険・月割り
 自動車保険・月割り
 自動車税・月割り
 車検整備・月割り
 国民年金・月割り
法定支出合計
月次支出合計(=消費支出合計+法廷支出合計)
イベント支出
年間合計(=月次支出合計×12か月+イベント支出)



次節は、支出のコントロールについて、書きます。