アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

NFT(non-fungible token)投資って、どう?

NFTとは?
NFT(non-fungible token)という言葉があります。


仮想通貨の所有者、取引履歴を示すのと同じ技術であるブロックチェーンを用いて、デジタルアート、デジタル資産の所有者を示す仕組みであり、所有権を売買したり、小口に分割したりできます。
対象となるデジタルアート、デジタル資産には、電子署名を付されており、所有者がいることを証明します。


デジタルアートとは、
コンピュータ上で作成されたアート作品で、代表例としては、絵画、動画などがあります。


デジタル資産は、さらに定義が広がり、
ツィッター社のCEOによる世界で最初のツィート、
ニューヨークタイムズ社の記事、
も含まれています。


NFTで価格が決定する流れは以下の通りです。
・デジタルアート、デジタル資産に電子署名を付します。
・電子署名を付したデジタルアート、デジタル資産をオークションにかけて、価格を決定します。
・オークションで価格が決定すると落札者にはNFTが支給されます。
・支給されたNFTは売買したり、小口に分割したり出来ます。


小口化出来るということは、現物の美術品、骨とう品以上に売買が容易であると言えます。
つまり、100分の1だけ所有権を持つ、1000分の1だけ所有権を持つということが可能となります。



私の感想
最初に、この話を聞いたときにいろんな仕組みを考える人がいるもんだ、と妙に感心しました。
しかし、これに投資をする人がいるというのも驚きました。


ちなみに、ツィッター社のCEOによる世界で最初のツィート”just setting up my twttr(ツイッターを立ち上げているところ)”は、292万米ドルで落札されました。


従来の仮想通貨とは異なり、デジタルアート、デジタル資産が価値の裏付けになるのですが、私には世界で最初のツィートに292万米ドル(日本円だと約3億円)の価値があるとは思えません。


世界で最初のツィートに投資した人は、NFTを売買して売り抜けて益を出すつもりなのでしょうか?それともNFTを保有し続けるつもりなのでしょうか?
私には、その真意を理解することは出来ません。


私が言えるのは、私がNFTを購入することはないでしょう、ということです。



NFT徹底解説: 基礎から学ぶ非代替性トークン NFTメディアラボブックス (一般社団法人日本メディア・エバンジェリスト協会出版部)
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