アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

住むなら、都会?、田舎?、トカイナカ?

どこに住むのがいいか、住みたいか、という話です。


都会
都会の定義もいろいろありますが、話を簡単するために首都圏を例にして話を進めます。
東京の23区内で生まれて、育って、働いている人は、23区以外を田舎と呼びます。
悪気がある訳ではなく、23区以外は都心ではない、という意味です。
その都心部でも都心三区(港区、千代田区、中央区)という言葉があります。
その都心三区は、
・皇居、
・国会議事堂、首相官邸、議員宿舎のような政治の中枢、
・霞が関の官庁街、
・虎ノ門、内幸町のようなオフィス街、
・銀座、六本木、新橋、有楽町のような繁華街
が多くを占めています。


居住者は三区で50万人弱いるのですが、職住近接を優先している人が多い印象があります。
持ち家にしても、賃貸にしても、相当高額になりますので、普通の会社員が住みたいと思っても住居関連費用が高くて難しいエリアになります。


また、平日は、人出が多くあり、喧噪の中にあり、容積率と建ぺい率の上限となる建物が林立するので、私は住みたいエリアではありません。



田舎
田舎の定義もいろいろあります。
地方の政令指定都市、県庁所在地のような中核都市から山間部の過疎地域まで。
私も、地方の中核都市に何か所か住んだことがありますし、出張や旅行で地方に訪れたことがあります。
地縁があれば、地方の中核都市は住みやすい印象があります。
商業施設、行政施設、大型病院等が中心地にまとまっていて、そこに行けば用事を済ませることが出来ることが多いです。
ただ、地方でも過疎地になると、日常的な買い物、通院、行政手続きに不便ですし、それ以外にも、北国であれば、冬の凍結路、大雪、南国であれば台風、自然が豊かな地域であれば、虫、動物、傾斜地であれば土砂崩れ。
その土地に由来がある人でない限りは移住するのも強い動機付けと強い意思がない限りは続かない人も多いのでは、と思っています。
人口が少ない、過疎ということは、それなりに住みづらい理由がある、ということです。
そのため、地方の若者は、仕事と現代的な生活を求めて、中核都市へ、さらには中核都市から首都圏へと人が移動します。
やはり、住みたい場所とたまに旅行で訪れたい場所は別です。



トカイナカ
都会と田舎の間という造語で、トカイナカがあります。
トカイナカの中でも、通勤時間優先、閑静な住宅地優先、海のそば優先、山のそば優先でいいと思うところは人それぞれです。
利便性と住環境のバランスをどう考えるのか、それによって、最適なトカイナカは答えが異なります。
このトカイナカ、という言葉も定義が曖昧で、都心部を除けば、比較的人口の多いところは、トカイナカです。


現役会社員で首都圏勤めなら通勤圏で探す、地方なら中核都市周辺探す。
やっぱり、人口が多い地域は、それなりに理由があり、住みやすいということだと思います。



年収200万円でもたのしく暮らせます コロナ恐慌を生き抜く経済学 (PHPビジネス新書)
年収200万円でもたのしく暮らせます コロナ恐慌を生き抜く経済学 (PHPビジネス新書)
PHP研究所
Digital Ebook Purchas