アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

私の円資産の運用先

円資産の運用
私の円建ての資産には、
元本の価格が変動しない普通預金、定期預金、金銭信託、社債、証券口座の預り金、
それに加えて、相場で価格が変動する株式、J-RIETがあります。


お金を使うときは、普通預金に一度移動する必要があります。
そのため、年に数回ですが、定期預金、金銭信託、社債などが満期になったら、一部を普通預金に移動して、残りは再度、運用しています。


株式、J-RIETの売買のタイミングは、普通預金の残高とは全く連動させずに、自分が設定した目標価格になったら、売却を検討します。
そして、今がピークだと判断すれば売却、まだ上がると判断すれば目標価格再設定、判断に迷うときは一部売却をします。


これで特に問題なく、大きな不満もなく、運用してきたのですが、最近は輸入品を中心とした値上げによる物価高の傾向が出てきたため、もう少し金利の高い運用手段はないか、とときどき探しています。



投資対象外の金融商品
金利が高いと言っても、私の中で投資対象外の金融商品はたくさんありますので、それらには手を出すことはありません。
例えば、私の中で投資対象外の金融商品として、以下のものがあります。


・仕組預金、仕組債
仕組債の例として株価連動債、仕組預金の例として為替連動預金があります。表面利回りは通常の銀行預金よりも良いのですが、元本を大きく下回るリスクがあります。一方でリターンは表面利回りが上限となっているため、リスクの大きさに対して、リターンが相対的に小さいと言えます。
株価連動債よりも株のほうが、リスクに応じたリターンがあります。
為替連動預金よりも為替のほうが、リスクに応じたリターンがあります。
リスクに対してリターンが小さい仕組債・仕組預金を選択する理由は、見当たりません。


・ソーシャルレンディングや昔の安愚楽牧場のような投資先
ソーシャルレンディングは、銀行の審査が通らずに十分な融資が受けられない事業が、高金利で資金を集う仕組みだとみなしています。
そのため、貸し倒れのリスクが高くなります。
ソーシャルレンディング以外にも市場金利から大きく乖離したものには、同様のリスクがあるとみなしていますので、投資対象外です。


・不動産物件
投資用の不動産物件を取得すれば、私のポートフォリオの大部分は不動産物件となるか、あるいは多額の借金を背負うことになります。どちらも私のルールでは投資対象外です。



今後の方針
結局、当面の方針としては、従来通りで
円建資産は、満期を迎えた定期預金、金銭信託、社債の一部を普通預金に移動
ということになりそうです。
ときどき、社債を物色して、多少でも利息を増やそうと思います。


私は外貨建て資産として、社債、海外株式も保有しています。
これらもお金を使うときは、一度、円に転換する必要があるのですが、円での運用先が見つからないということもあり、おそらく、当面は、外貨建てのまま運用を継続することになります。