アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

日本は起業家が育たない?どうすれば育つ?

日本は起業家が育たない、という意見があります。


実際には、全く起業家がいないわけではなく、楽天の三木谷氏、サイバーエージェントの藤田氏、ホリエモンらがいます。


しかし、アマゾンのベソス氏、フェイスブックのザッカーバーグ氏、テスラ、スペースXのイーロンマスク氏ら、次ぎ次ぎと起業家が現れて、一代で世界を代表する規模にまで成長させるアメリカと比較すると、数が少なく、かつ、日本国内での活動が中心の起業となっています。


アメリカのほうが
・起業を目指す若者が多い
・資金を出資する投資家が多い
・マーケットが大きい
・他の英語圏の国への進出が容易
などが、要因とされています。


たしかに、そういわれるとそういう気がしてきます。
ただ、社会を活性化する、経済の構造を時代に合わせて変えていくということを促すためには、若者の起業は有効でしょう。
そのため、日本でも若者の起業の成功事例を増やすことで、社会を活性化し、経済構造を変革していく、という試みを行う価値があると思います。


最近、思いついたのですが、起業家を養成する専門のコースとして、東京大学のような超難関大学に起業家コースを毎年100人ほどの定員で新設してみるのは、どうでしょうか?


学ぶことは
従来の経営学にある会計学、マーケティング理論、労務管理だけではなく、それよりも起業のノウハウに重きを置きます。
株式会社の設立の手続き、資金調達の方法、新規事業の評価方法など、起業に必要な知識を習得します。
さらに、学生時代に実際に起業を行い、優秀なアイデアであれば、大学が資金調達のためのプレゼンテーションの機会を設けて、出資者を募ります。
仮に在学中に、学生が事業に専念したいと判断すれば、休学はOK、学生時代に立ち上げた事業が一定以上の成果を出せば、休学中であっても卒業生と同等の資格として学士を授与すます。


これくらい徹底してやれば、コース設置から、数年で多数の起業家を輩出する人気コースになるかもしれません。


超難関大学に限る必要はないのでは?という意見もありそうですが、優秀で意欲ある若者を選抜するということが、多くの起業家を輩出するためには、大切です。
また、中には学生時代に起業して失敗し、普通の就職をしたいという学生も出て来ます。
その場合の軌道修正を行うことを考えても、超難関大学でやったほうがいいのではないでしょうか?


いいアイデアだと思っているのですが、どうでしょう?




STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか (NewsPicksパブリッシング)
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