アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

インフレ対策のための資産運用

今までの日本は、過去30年間でほとんど物価が上昇しない国でした。
そのため、円預金で資産を保有していても、ほとんど利息は付かないのですが、それでも資産が目減りすることはありませんでした。
しかし、これからは、資源エネルギー、食料品、原材料の国際市場価格が上がり、それらの日本への輸入価格も上がり、それが消費者価格に転嫁され、物価が上昇を続ける可能性があります。


中長期でインフレが継続すると給与も物価に合わせて上昇すると言われています。
一方で私のようなリタイア生活者は給与所得がありませんので、インフレに対応するためには、資産の目減りを防がなければなりません。
あるいは、資産の目減りが防ぎきれなくても、軽減しなければなりません。


私が株、J-RIETを保有している目的は、インフレ時に資産の目減りを軽減するためです。
株や不動産は、インフレ時に価格が上昇していくとされています。
株を始めた当初の理由は、若い頃に売買益で儲けようという考えからですが、今は売買益に期待するよりもインフレ対策の意味合いが強くなってきます。
J-RIETを始めたのは数年前ですが、こちらは最初から配当とインフレ対策を意識しています。


どんなことがあっても、資産が大幅に目減りしない、そして資産が枯渇しない、というのが、今の私の資産運用の目的です。
中長期のインフレになった場合は、保有している株式やJ-RIETが私の生活を支えてくれるでしょう。


また、資産運用目的ではありませんが、自宅が分譲マンションです。
首都圏で実需がある地域ですので、売却が可能です。
万が一、金融資産が枯渇するようなことがあれば、自宅の分譲マンションを売却すれば、現金に換えることが出来ます。
自宅を売却するほど困窮する確率は、本当に1万分の1くらいの確率だと思っていますが、それでも最後の手段として自宅売却が残されていると思えば、将来の経済的な不安に悩まされることはありません。