アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

リタイア後も資産運用は続く

リタイア後も資産運用は続きます。
リタイア後の資産運用の目的は、何があっても資産を枯渇させないためです。
私は、過去に何度か大病を患ったことがあり、それほど長生きしないだろうと思っていますが、それでも80歳すぎまで生きるかもしれません。
そのときまでインフレやデフレ、円高や円安、増税や年金減額など何があってもが資金を枯渇させないということが、今の私の資産運用の目的となっています。


インフレ
インフレが続ければ、現預金は実質的に目減りしてきます。


デフレ
デフレが続ければ、株価が低迷します。


円高
輸出企業、海外売上高比率の高い企業の業績が悪化して、株価に響くとされています。


円安
輸入価格が上がり、消費者価格に転嫁されて物価高の原因となります。


増税
消費税、金融所得増税、炭素税(環境税)など将来の幾つかの増税について、報道されたり、話題になったりすることがあります。
また、税金とは別扱いになっていますが、再生可能エネルギー賦課金、健康保険料、介護保険料も増額されるだろう、と見ています。


年金減額
マクロ経済スライドで手取り額が実質目減りしていく、あるいは、受給年齢引き上げなどの制度改定で受給総額が減額される可能性があります。



ちょっとやそっとくらいでは、さほど大きな影響はないように思えても、長年継続するとその影響は大きなものになっていきます。
特にエネルギー資源、食料品、原材料の奪い合いによる国際市場価格の上昇による物価高、国内の少子高齢化のため、より高齢者が増加する社会に対応するための増税(社会保険料増額含む)は、ほぼ確実に起こるでしょう。



これらのことを経済的に乗り切って、資金を枯渇させないために、私の資産運用は続きます。
そうは言っても1日中忙しく株価、為替を追っかけたり、相場の上昇・下落にぬか喜びしたり、落胆したりということはありません。
大きな儲けを狙わない代わりに、穏やかな気持ちで取り組んでいます。