アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する

先日、テレビを見ていたら、「感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する」という話をしていました。
例えば、10歳だとそれまで過ごした10年の1/10がこれからの1年の長さ、50歳だとそれまで過ごした50年の1/50がこれからの1年の長さ、ということになります。
そのため、子供の頃の1年間は長く感じられて、年齢を経るに従って1年間は短く感じるようになります。
ジャネーの法則と呼ばれています。


このジャネーの法則の人生の体感の時間で半分は何歳か、求める公式もあります。
(開始年齢×終了年齢)のルート で計算出来ます。
例えば、
1歳から100歳までの人生の体感の時間で半分は1×100のルートで、約10歳となります。
しかし、10歳で人生の半分というと違和感があります。
次に、生まれてからしばらくは記憶がないので4歳から100歳までの人生の体感の時間で半分を計算すると4×100のルートで、約20歳となります。
20歳で実は人生の体感の半分というと、私個人は納得感があります。


20歳前後が人生のターニングポイントだからでしょう。
ストレートで大学入学して社会人になるのが22歳。
その年齢を境にして
親の収入に頼った生活から自分で収入を得る生活へ。
学ぶことが中心の生活から仕事で稼ぐことが中心の生活へ。
ライフスタイルのターニングポイントが体感の人生の半分とほぼ一致するのは偶然でしょうが、人生の前半、後半と分けるのに一つの考え方として成り立ちます。


体感の人生の半分の年齢が分かったからと言って、明日からの生活が急に何か変わるわけではありません。


別の見方もあります。
残された人生の中で、最も若くて、最も長く感じるのは直近の1年間となります。
若い頃と比較して体力的な衰えを自覚する年代ですので、直近の1日、直近の1年を出来るだけ有意義な時間にしていきたいものです。
私は、こちらの考えで残りの人生を生きていきます。