奈良市の貯蓄平均額 2538万円
先日、全国の貯蓄平均額は1880万円という記事を見ました。
2021年に総務省が行った調査で、全国の貯蓄平均額は1880万円と判明しました。
出典は、総務省 家計調査 / 貯蓄・負債編 二人以上の世帯 です。
他の統計よりも金額が大きいのは純金融資産(=金融資産ー負債)ではなく、金融資産の総額を貯蓄としているためです。
総務省のWebサイトで該当の報告書の中央値を調べてみたら、1104万円でした。
平均値だと一部の富裕層が平均値を高くするので、中央値のほうが感覚として近い数字かもしれません。
記事では、県庁所在地別の金額も列挙していましたが、東京都区部が1位で2621万円、首都圏が全体的に高く、地方の人口の多い政令指定都市がそれに続いていました。
富裕層が多く、平均所得も高い大都市が貯蓄平均も高い、というほぼ予想通りの結果でした。
ただ、意外だったのが2位が奈良市で2538万円だったという点です。
知りませんでしたが、奈良市はお金持ちが多い街なんですね。
(理由を調べてみようと思いましたが、これというものが見つかりませんでした。)
他人の貯蓄額を知っても、自分の貯蓄額が増えるわけではないので、私はそれほど他人の貯蓄額は気になりません。
統計情報の数字の羅列を見ているような気分です。
(なぜ、奈良市がお金持ちが多いのか、意外だったので、その理由は気になります。単なる好奇心ですが。)