２，３年前までは、日本は３０年間、物価が上がらない国と言われていました。
その当時は、もしかしたら将来も日本は物価が上がらないんじゃないか、という考えも脳裏をよぎりました。

ところが、ここしばらくは、世界的なエネルギー資源の高騰、食料品や原材料の高騰、さらには円安が進展し、国内の物価がどんどんと上がっていることを実感する毎日です。
年内は値上げのニュースは続きそうですし、来年以降も輸入品の価格は国際市場価格に依存するので、国内の企業努力では、吸収出来る状況ではないようです。

最近、思うことは、リタイア資金にも余裕があることが大切だということです。
ギリギリのリタイア資金で、カツカツの節約生活で、若くしてリーンFIREとなると、株価や為替の市場環境の変動に耐えられないケースも出てきますし、物価の変動に耐えられないケースも出てきます。

仕事や職場のストレスから切り離された代償に経済的なストレスを抱えることになります。
そういう生活は、私の求めるリタイア生活ではありません。
私は、必要以上の資産はなくても構いませんが、経済的なストレスを抱えながら生活することは避けたいと考えています。

リタイア資金の余裕が心の余裕にもつながっています。
少なくても、私はそういうタイプのようです。