アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

円安とリタイア資金の運用

円安傾向が続いています。
つまり、円の価値が下がり続けているということです。
金利差を見ても、貿易収支を見ても、円を買う動機が見つからず、しばらくは円安基調が続くと思われます。


私のリタイア資産の半分以上は外貨建てで運用しています。
これは円安を予想した訳ではなく、複数の通貨で資産を運用するほうが為替の変動があっても大きな損失(実質的な目減りを含む)を避けることが出来て、資産の寿命が長くなる、と考えているからです。
また、円建よりも外貨建てのほうが金利が高く、もし、長期間に渡って大きな金利差があれば外貨建てのほうが利息収入が大きくなり、多少の為替変動なら吸収出来ます。


利息も外貨で受け取っているので外貨建て資産は少しづつ増加しますが、円建の資産から生活費を捻出していますので少しづつ円建資産は減少していきます。


日本で生活をしている限り、生活費として支払うには外貨から円に転換する必要がありますので、いつ円に転換しようかな、と考えることがあります。


私は、為替に関しては、将来の動向を具体的に予測(〇〇年に1ドル=〇〇円)することもなく、事前にいつ、いくら円に転換すると決めることはありません。
為替の状況を見ながら、十分に円安と自分が思うタイミングで自分が必要な金額を少しづつ円に転換していくことになるでしょう。
しかし、この方法で円に転換するためには、当面の生活費のための十分な円建の資産が必要になります。
そう考えると、私には、円建と外貨建が半分ずつ程度の資産運用が合っているんだろうな、と思っています。(今は少し外貨のほうが多い。)


今年は、たぶん、少しだけ、円に転換します。
今は円に一気に転換しても、良い運用先が見つからないので、少しだけです。