アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

優越感は劣等感を隠すもの?

ときどき、些細なことで優越感に浸る人がいます。
例えば
・自分のほうが平均よりも資産が大きい(ただ、それはほんのわずかの差である)
・自分は〇〇の知識がある(ただ、それは少し学べば誰でも習得出来る知識である)


そういう人は本当は劣等感が強くって、自分の存在や価値を正当化するための道具が必要であり、そのために優越感に浸れるものを見つけ出して、劣等感を補っているように感じます。
しかし、実際には劣等感が大きいので、ねたみも大きくなりやすく、また、責任転嫁、責任回避の傾向もあります。
・実は、自分よりも資産が大きい人が周囲に何人もいる(自分のことを評価しない会社や世の中が悪い)
・実は、自分よりも〇〇の知識がある人は周囲に何人もいる(自分だって学習すれば同等の知識は身に付けられると居直る)


つまり、些細なことで優越感を感じる人というのは、一方で、責任転嫁、責任回避もして、自分のことを正当化していかないと、いたたまれないのでしょう。


ただ、この手の人は、何かを成し遂げるタイプではないし、周囲に感謝をするタイプでもない。
40代、50代になっても、こういう思考の人は、生涯この考えでいくのでしょうね。