アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

貯金が人生の選択肢を増やす

先日、「貯金をたくさんする人ほど幸せになれる」という記事を読みました。
書籍『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』の紹介の記事でした。


私は、「富裕層のお金の使い方」とか、「お金持ちの習慣」とかを紹介する書籍や記事をあまり信用していません。
そもそも、富裕層やお金持ちは所有している資産で人を分類したものです。
そのため、その資産形成のプロセスがいろいろ(遺産相続、起業、投資、給与+退職金など)、職業、年齢、学歴、家族構成もいろいろの集団に共通のお金の使い方とか、習慣とかあるはずがありません。


今回もその手の記事かな、と疑っていたのですが、そうではありませんでした。
記事では、「貯金が人生の選択肢を増やす」ということを強調していました。
その通りだな、分かりやすくて良い言葉だな、と思ったのでブログに書くことにしました。


貯金があれば、
・子供の進路の選択肢が増えます。
・どこに住むか、どのくらいの広さの家にするか、選択肢が増えます。
・リタイアのタイミングの自由度も増します。
・もしもの事故、病気などのときの治療や入院などに必要な資金にもなります。


何をするにしても選択肢が増えますし、有事の際の対応力も強化されます。
そうすると、心の余裕も生まれます。
円の貯金はインフレだと実質的に目減りしますので、それを避けたい人は外貨建てやインデックス投資信託をくわえて、いろんな経済環境により強い資産構成にすれば良いでしょう。
ポイントは、資産に余力がある、その資産の余力が人生の選択肢を増やしていくということです。


この記事にあった「貯金が選択肢を増やす」という漫画は、よく出来ている、と思いますが、肝心の紹介されている書籍『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』は、読んだことはありませんので、中身は知りません。
アメリカで売れて、それで日本でも翻訳出版になったそうです。
気になる方は、どうぞ読んでみてください。




サイコロジー・オブ・マネー――一生お金に困らない「富」のマインドセット
サイコロジー・オブ・マネー――一生お金に困らない「富」のマインドセット
ダイヤモンド社
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