アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

景気後退の懸念と株購入の検討

先日、IMFが世界経済の景気後退の可能性について、コメントしていました。


国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は、世界経済のリセッション(景気後退)リスクは高まりつつあるとの認識を示し、世界経済の生産高が2026年までに4兆ドル(約580兆円)縮小する可能性があると述べた。

これはドイツ一国の国内総生産(GDP)に匹敵する「大幅後退」になると指摘した。


同専務理事は6日、ワシントンのイベントでの講演テキストで、状況は「改善するより悪化する可能性が高い」と分析。

ロシアのウクライナ侵攻と新型コロナウイルス禍を受けて不確実性はなお「極めて高い」とし、「さらなる経済的ショックが起こり得る」と警告した。来週には同地でIMF・世界銀行年次総会が開かれる。


IMFは世界経済の約3分の1を占める国・地域が今年ないし来年に少なくとも2四半期連続のマイナス成長を記録すると推定しているとゲオルギエワ専務理事は説明。

IMFは現在、22年の世界経済成長率を3.2%、23年を2.9%と予測しているが、23年の成長予想が来週下方修正されるだろうと述べた。


私は、経済や株価の予想を信じ込むタイプではありませんが、世界経済が停滞する可能性はあるかな、と思っています。


ヨーロッパがロシアからのガスに頼ってきたエネルギー供給が不安定となりつつあり、アメリカはインフレ気味の物価上昇で金利を上げて引き締め政策をとっており、日本は輸入価格の価格転嫁のため、物価上昇の動きはあれども平均所得が上がっていく気配がありません。
景気後退で株価が一時的に落ち込む可能性が十分ある、と私も見ています。
実際に株価が大きく落ち込むようなことがあれば、久しぶりに株の購入をしようかな、と検討しています。


まずは、積み立てNISAを少額ながら、再開しました。
当面は状況を見ながら、積み立て額を増やしていこうと考えています。
銘柄はSP500のインデックス投資信託ですが、円安のために円換算ではそれほど価格は下がっていません。
将来的には円安傾向は続くのだろうと思っていますが、どうなるでしょうかね。
積み立てNISA枠なので、予想が当たっても外れても全体の資産額に大きな影響を与えることはないので、気楽にやっています。


検討課題は、積み立て以外に、いつ、何を買うかです。
ゆっくり考えます。