アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

東京一極集中の記事を見て

東京への一極集中の記事をときどき見かけます。


コロナ禍で休業の飲食店が増えて、大学がオンライン授業を採用し、企業がリモートワークを増やすと東京は転出超過となり、「東京一極集中は打ち止めで今後は減少」という記事をよく見かけました。
最近は、東京は以前の活気を取り戻しつつあり、東京は再び転入超過となっています。


短期的にはコロナ禍や不動産価格の上昇に左右はされるでしょうが、地方の過疎地から地方の中核都市へ、さらに首都圏を含む大都市圏へ人が移動する傾向は変わらないでしょう。


別の言い方をするとすると、人が居住地を移動するのは、仕事、学業の場、利便性を求めるのが主たる目的です。
そのため、大都市圏から過疎地へ移動する人は少数派であり、多数派になることはないでしょう。
ただ、日本は少子化で人口減少社会なので、主たる移動世代である若年層の人口が減っていくので、その流れが少しづつ緩やかになるでしょう。


日本は、人口減少社会なので、東京の人口も何れは減少に転じますが、その前に大部分の地方の過疎地は限界集落へ、さらに消滅し、地方都市も人口減少となるでしょう。


東京一極集中が解消すれば、地方の過疎化の問題は、解決するというものでもないのですが、なぜか、誤解している人が多いように感じます。