アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

高齢化社会では入院患者も高齢化

高齢化社会の日本ですが、成人の約3人に1人が高齢者です。
私が通院・入院中に思ったのは、病院内の患者に関しては、その高齢者の比率がさらに高くなります。
数えたわけではありませんが、外来患者よりも入院患者のほうが高齢者の比率が高くなるように感じます。


先日、手術入院をしましたが、同室の患者は50代の私より全員が年上であり、同じフロア内でも私より年下と思われる患者には出会いませんでした。
ほとんどの患者が60代、70代、あるいはそれ以上です。
50代の私がフロアの入院患者最年少であれば驚きです。
(ゴールデンウイーク中は休暇をとりやすいため、現役世代の患者も何人か入院していたそうです。)


それに対して医療従事者側(医師、看護師、技師、理学療法士、薬剤師など)は、ほとんどが50代以下です。


医療現場は、まさに現役世代が医療面で高齢者を支える場になっていると感じました。


今後、日本はさらに高齢化率が上昇し、何れは成人の約2人に1人が高齢者になります。
高齢者の患者は増えていき、現役世代が減っていきますので、今と同等レベルの医療体制を維持するのは困難になる日が来るであろう、と予想されています。


なるようにしかならないのですが、高齢化社会の進展による現役世代の人手不足は、何れは深刻な問題になるでしょう。
特に医療は待てる治療と待てない治療がありますし、大きな社会問題になるのでしょう。