アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

物価上昇率が続くと何れは物価は2倍に

物価上昇が続くと何れは物価は2倍に
最近、物価が上昇している実感があります。
2%程度の物価上昇を目指す、と以前に日銀が宣言していることがありましたが、主たる原因は内需ではなく輸入品の価格転嫁が中心という意図した理由ではないのですが、ここ数か月は2%を上回る物価上昇率となっています。


1年で2%物価上昇すると、2年で約4%、3年で約6%となります。
そのまま計算を続けていくと36年で約2倍になります。
ちなみに1年で3%物価上昇すると、24年で約2倍になります。


今の私の年齢を考えると36年後だと、男性の平均寿命を超えますので、もうこの世にはいない確率のほうがかなり高いとなりますが、24年後だとこの世にいてもあの世にいても不思議ではないという微妙な年齢になります。


今すぐ、物価が2倍と言われるとビックリしますが、36年後、あるいは、24年後だとピンと来ません。


物価上昇率と将来の資金収支の資金計画
将来の資金収支の計画を作成する際に物価上昇率を加味すべきという意見があるのですが、これがかなり煩雑な作業になります。


物価が上昇するということは、
・資産運用益も増加する、
・公的年金もマクロ経済スライドの調整を受けながらも増額される、
となりますし、さらに長い年月の間には
・税制も変わるかも
・社会保険料負担も変わるかも
となります。


そうなると、仮定が多すぎて、マジメに計算しようという気にすら、なりません。
そのため、私は、物価上昇率を加味しない将来の資金収支の計画しか作成していません。
(物価上昇を加味していないので、株価の上昇も加味していません。)
平均寿命を超えて生きても、多少の資産が残るので、それで良しとしています。
残った資産は、遺族に分けてもらうか、どこかに寄付してしまうか、ゆっくりと考えます。