新年の目標とは、子供が年始に今年の目標を立てたり、会社が今期の目標を立てたり、人事評価のシートに個人の目標を書かせたり、というたぐいのことです。

リタイアしたあとに、新年の目標を立てる人は、どれくらいいるのでしょうか。

具体的な目標を立てて、期日も設定して、目標に向かって、努力したり、工夫したりすることは、目標管理の一つのやり方でしょう。
だから、子供や若い人が学習目標やスポーツや技術の習熟度の目標を立てたり、あるいは、起業が業績目標を立てて、それを部門に分解し、さらに社員に分解することは、理にかなっていると言えるでしょう。

しかし、リタイア生活は、そんなに目標管理をしてまで何かに精力を注ぐことなのかな、という疑問があります。
もし、収入が伴うのであればそれは仕事だし、社会貢献であればボランティア活動だし。
個人の趣味であれば、目標を立てて、熱中するのも一つのやり方でしょうが、それほど肩に力を入れる必要もなく、リラックスして趣味に取り組めば良いと感じます。

ということで、私にはリタイア後に新年の目標を立てるのは、肌に合わないという結論になりました。
ただ、やりたいことが全くないわけでもありません。
今年は、クルマで旅行に行こう、と考えています。