アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

災害に備えて 必需品ストックと非常用備品

必需品ストック
以前に2019年大型台風で東日本に大きな被害が発生した際や2020年コロナ禍で一部の商品が品薄となった際に我が家の必需品のストックを検討しました。
ストックと言っても大量に買い占める訳ではなく、在庫を切らさないようにしているモノという意味です。


男性の一人暮らしなので、有事の際の必需品は限定されています。


<食料品>
コロナ禍の第一波のときにインスタント食品、冷凍食品、乾麺など保存が利く食品は品不足になっていました。
インスタント食品、冷凍食品、乾麺に加えてお米がある程度あれば、数日間は過ごせます。
そのため、それらを切らさないようにしています。
ストックが切れたり、少なくなったりしたら、補充しています。
専用の非常用食品は持たず、日用の食料品をローリングストック(日常的に使用して、切れそうになったら補充)しています。
猫用のキャットフードもストックが切れないように気を付けています。



<飲料水>
東日本大震災のときは、水道水への放射能の混入を恐れてか、首都圏のペットボトルの飲料水、お茶が店頭から売り切れていた時期がありました。
1人2リットルで3日分としても、6リットルのストックとなります。
宅配のウォーターサーバーにすれば、それが非常時も利用出来るのですが、そこまでする気にもなれず。
今は、毎日、水出しのお茶を1.5リットルほどポットにいれていますが、有事の際は、それが命綱になります。



<衛生用品>
人用は、トイレットペーパー、テッシュ、マスクを切らさないようにストックしています。
猫用は、トイレの砂、トイレシート、トイレ掃除用ウェットティシュをストックしています。
トイレットペーパーは物流が滞るとすぐに店頭では品切れとなります。
コロナ禍の第一波のときには、女性用生理用品や幼児用紙おむつも売り切れていました。



<トイレの水>
自宅のマンションは、停電になるとマンションの汲み上げポンプが止まり、水が使えなくなります。
そのため、台風が直撃するときはバスタブのお湯は排水せずに、台風が通り過ぎるまでおいておきます。
2019年に首都圏に台風が直撃した際に自宅が停電となってしまいましたが、それが練習替わりになりました。
ある被災者が断水・停電のときに、給水車の前で困っていることをテレビの取材で聞かれて、「数日なら、お風呂は我慢出来るけど、トイレは我慢に限界がある」と言っていたことを今でも憶えています。



食料品、飲料水、衛生用品、トイレの水があれば、数日程度なら、やり過ごせそうです。


私の場合、飲料水とトイレの水については、万全ではないのですが、一人分だと深刻な状況になる前に手配出来そうな気がします。
手当出来る場所に移動する選択肢もあります。
ただ、猫と暮らしているので、
 猫を連れていくか、
 猫を残して毎日世話をするために自宅に通うか、
 猫の預け先を探すか、
その判断が必要になります。


火災の場合は迷わず猫を連れて非難、その他の災害(地震、台風、集中豪雨、大規模停電など)は自宅と避難先の状況を確認して個別に判断の予定です。
うちの猫は不特定多数の人が大勢いる避難所よりも、住み慣れた自宅で安全が確保出来るのであれば、そのほうがストレスなく過ごせます。
例えば、水道が止まった場合、復旧するまでトイレが使えないので人は住めませんので、避難先を確保する必要があります。
一方、猫は飲み水と餌があれば自宅で過ごせますので、避難先から自宅に通うのが現実的な対応なんだろう、と考えています。



非常用備品
災害に備えて、非常用備品を検討したこともあります。
非常用持出袋、緊急避難セットという名称で、販売されているものも多くあります。
非常食、飲料水、救急用品、衛生用品、懐中電灯、ラジオなどがセットになり、バッグに詰められた状態で販売されています。
大きな災害のニュース報道を見ていると、あったほうがいいのかな、と思うこともあったのですが、結局、災害の状況で持ち出すものが変わってくるので、見送りました。


ただ、スマートフォン用のモバイルバッテリーは重宝しそう、と今でも思っています。
災害時に情報収集する手段、連絡をとる手段として最も重宝しそうなのがスマートフォンですので、少しでも長時間利用出来る状態であれば、随分と役に立ちそうです。
アーリーリタイア生活で、スマートフォンを屋外で長時間利用することが、私の場合は無く、日常でも利用するようになったら、購入しようと思ってから、随分と経ちました。
キャンプとか、登山とかに急に目覚めない限り、購入の機会は、まだ、当分は、なさそうです。


4コマですぐわかる 新 みんなの防災ハンドブック
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