最近は、FIRE、アーリーリタイアを紹介する書籍、記事が増えてきました。
そうすると、それに比例するようにFIRE、アーリーリタイアの失敗事例、後悔事例を紹介する記事も増えています。
なかには、これは架空の人物か、大きく脚色されているのでは、と思われる記事もあります。

何れにせよ、FIRE、アーリーリタイアに興味を持つ人が多いからこそ、ポジティブに紹介する書籍、記事、逆にネガティブに紹介する記事の両面からの記事が増えている、ということでしょう。

私は、アーリーリタイアをして後悔していませんので、後悔する人の経緯、心境がよくわかりません。
ですので、後悔する人に多くの疑問を持っています。
ただ、多くの場合、共通点があるような気がします。
・過剰な期待をしていたため、落胆が大きい。
・計画が無謀で準備が不十分、そのため想定外のことが多い。
・計画に余裕が無い、そのため想定外のことに耐えらない。
・自由時間が日常になるとありがたみを感じない。

こう書いていくと、その後悔は必然であり、事前にしっかりと検討、計画、準備していれば、避けられたのではないか、と思ってしまいます。
一方で、仮に後悔するようなことがあったとしても、本人に挽回する意思があれば、克服出来るものも多いのではないか、とも思います。

以下は、後悔している人に対する私の疑問です。

お金が足りなくて、後悔
なぜ、リタイアする前にお金が足りなくなることを把握出来なかったのか？
本当にリタイア資金は目途がついていたのか？
本当に足りないのであれば、なぜ、働かない？

やることがなくて、後悔
自由時間がたくさんあることはわかっていたはずでは？
なぜ、何もやらない？
逆に、なぜ、何か、やらなきゃいけないと考えるのか？
人から求められていることで充実感を味わいたいなら、なぜ、働かない？

移住先での生活がイメージと違うので後悔
なぜ、事前に調べない？
なぜ、お試し期間（賃貸住まいなど）を設けない？
夏は暑い、冬は寒い、自然が豊富だと虫・動物が出る、田舎は生活が不便、田舎はご近所付き合いが濃い、って全部当たり前じゃないか？
本当に嫌なら、なぜ、引っ越さない？

もっと早くアーリーリタイアすれば良かったと後悔
これって、後悔ではないでしょう、だって、今は満足ってことでしょ？

実際にFIRE、アーリーリタイアして後悔している人の比率は、どれくらいなんでしょうか？
私は後悔している人の比率はそれほど高くないと思っていますが、FIRE、アーリーリタイアした人の生活満足度調査があれば、実際の統計的な調査結果を見てみたい、という気もします。
ただ、見てどうする、という話になると、既にリタイアしている私の場合は、何の役にも立ちません。
逆にFIRE、アーリーリタイアを検討中の人からみれば、統計調査は、参考になるのかもしれません。

幸せの確率 あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ

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