終活と断捨離
最近、終活の一つとして、断捨離をすべきか、どうか、という記事を見かけました。
私は、もともと、使わないものを貯め込んだり、必要なものと使わないものが混在していて必要なときに必要なものが見つからない、ということが好きではありません。
さらには、合理的ではない、とも思っています。
つまり、使わないものが大量にあるのは、いろんな無駄遣いの成れの果てということです。
・使わないものを買い込むのは、お金の無駄遣い
・使わないものを貯め込むのは、スペースの無駄遣い
・使わないものに必要なものが紛れ込んで見つからないのは、時間の無駄遣い
そのため、毎年、季節の衣類、電気製品を入れ替えるときに、もう使わないと判断したものは処分をするようにしています。
ですから、わざわざ終活のために断捨離をする必要はありません。
ただ、一方で、ものを貯め込んでしまう人にとっては、断捨離をするためには、きっかけが必要となります。
代表的なきっかけは引っ越しでしょうか。
引っ越しするときは荷物を全部、押し入れ・収納から出しますし、新居のほうが広いとも限りませんし。
終活も断捨離のきっかけの一つなのかもしれません。
ただ、終活の一つとして、断捨離をすべきか、どうかは、価値観の問題なんだろうな、とも思います。
自分は捨てられない性分なので、自分が死んだら遺族に遺品を処分してもらいたい、と考えるのか、
自分の身の回りの整理整頓は自分でやりたい、自分が死んだ後も遺族を煩わせたくない、と考えるのか。
前者の人の遺族は大変だと思う。特に地方の大きな一軒家だと物を収納するスペースはたくさんあるし、引っ越しのようなきっかけもないと、もの凄い荷物の量になっているお宅も少なくないように思います。
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