アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

リタイア後の少し退屈な株式投資

私は、アーリーリタイアしてから、資産運用による収入のみであり、不動産収入や労働を伴う副業収入は、ありません。


それでは、株式投資で積極的に儲けるつもりがあるか、というとそうでもありません。
株式投資で将来の収支として計算しているのは、インカムゲイン(配当)だけであり、キャピタルゲイン(売買益)は将来の収支としては組み込んでいません。


キャピタルゲイン(売買益)をあてにしていないのであれば、保有している株式を全部売却しようかな、と考えたこともあります。
しかし、保有している株式を全部売却すると、インフレに弱い資産構成となってしまい、インフレが起こると資産が実質的に目減りしてしまいます。
そのため、株式の保有は継続することにしました。


ただ、株式には目標価格を設定しています。
その目標価格に到達したら、売却を検討します。
今が株価のピークと判断すれば売却、まだ株価は上がると判断すれば目標価格の再設定、判断に迷うことがあれば、一部売却で残りは目標価格の再設定をします。


キャピタルゲイン(売買益)をあてにして、積極的に売買することはありませんし、そういう人から見れば、退屈なくらい売買の頻度は低いです。


でも、キャピタルゲイン(売買益)をあてにしていない私にとっては、株価に一喜一憂することもなく、少し退屈なくらいで丁度いいんですよ。



平成の30年間は物価はほぼ横ばいだったので、日本にインフレが起こることは本当にあるのかな?と以前は懐疑的でした。
しかし、その後、考えが変わり、最近では輸入品を中心に価格は上昇しており、この流れは日本単体では止めることは出来ず、日本でも物価上昇は確実に起こる、今は、ちょうど、その入り口に差し掛かったところである、と見ています。


長いリタイア生活の間の物価上昇に対応する手段として、保有株式やJ-RIETが資産の目減りを軽減してくれる役割を果たしてくれるでしょう。