アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

読書 窓際のトットちゃん

アーリーリタイア生活に入ったら、時間がたくさんあるので、たくさん読書をしようと思っていましたが、実際には、あまり本を読んでいません。
ただ、少しは読みます。


黒柳徹子さんの著書で、「窓際のトットちゃん」という作品があります。
日本国内での累計発行部数は800万部を突破し、日本国内において「戦後最大のベストセラー」とされています。


私は、若い頃は徹子さんにあまり良い印象を持っていませんでした。
とにかく早口で、相手が聞いていようがいまいが、どんどんとまくし立ててくように口から言葉が出てきて、こんな人が近くにいたら、相手をするのが大変と思っていました。


最近、お昼に「徹子の部屋」を見ることがあります。
(会社員時代とは異なり、お昼も在宅と言うことです。)
そうすると、徹子さんも随分と年齢を重ねて88歳となり、若い頃よりも話し方もゆったりとしています。
ゲストは現役の芸能人が多いので、親子、あるいは、孫ほどの年齢差があることもあります。
その年齢が大きく離れているゲストとの対談をする徹子さんを見ていると、優しい人なんだな、と思うようになりました。
そして、その徹子さんが執筆した「窓際のトットちゃん」はどんな本なんだろう、と興味を持ち、購入して、読んでいます。


徹子さんの子供の頃の自伝的な小説です。
子供の頃の徹子さんが非常に個性的で、はみ出したところがあります。
そんな徹子さんの小学生の頃のお話です。


文章は平易で読みやすく、読む年代によっては感じ方が違うかもしれませんが、印象に残るであろう、作品です。


子供でも読みやすい文章ですが、大人になってから読むと、やっぱり徹子さんは優しい人なんだな、と思いました。


窓ぎわのトットちゃん 新組版 (講談社文庫)
窓ぎわのトットちゃん 新組版 (講談社文庫)
講談社
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