アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

さらに稼いでどうする?

もし、リタイア資金が十分であることを確認出来たときに、さらに稼いでどうする、という疑問が湧きます。


アーリーリタイア資金は確保出来ているのであれば、稼ぐために会社員を続けるには、強い動機付けになる購買意欲、消費意欲などが必要となります。


しかしながら、私の場合は
高級自動車や高級腕時計には、それほど購買意欲を刺激されません。
海外旅行も、若い頃と異なり、それほど魅かれません。
趣味は、サイクリング、ウォーキング、ルアーフィッシングなど、それほどお金がかかりません。
住居はマンションですが、持ち家であります。
借金はありません。
遺産を残すための子供・孫もいません。


さらに稼いでどうする、という問いに対して明確な回答が必要でしたが、私の場合は見つかりませんでした。
アーリーリタイアするために失った収入は、相当な金額になりましたが、金額の多寡は問題ではないケースもあります。


リタイア資金は確保出来ており、仕事への熱量が低下している人が、さらに稼いでどうする、という問いに対して明確な回答がなければ、そこでリタイアとなります。
役職定年や退職再雇用を迎える機会にリタイアする人の中には、同様な人も多いはず、と思います。


ただし、仕事にお金以外のもの(社会的地位、やりがい、社会貢献、事業欲、社会参加、世間体、ほかにやることがない など)を求めている人は、いつまでも働き続ける人もいます。
高齢になって、お金だけのためにストレスを抱えながら働くのは心身ともにきつくなっていくのでしょうが、お金以外のものが目的であれば、その人のライフワークのようなものと言えるケースもあるでしょう。


ただ、会社員の仕事がライフワークになる、というのは私には当てはまりませんでした。