アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

FIREブームは去ったのか?

FIREブームは去ったのか?
FIREブームの一時期の過熱感は沈静化しつつあるように感じます。
ただ、その過熱感も雑誌やネット記事で取り上げると部数やアクセス数が上がるので、取り上げられる機会が増えただけの話です。
FIREするにはそれなりの資金の蓄えが必要であり、短期間で残りの人生に必要な資金を蓄えることは困難です。
そのため、若くしてFIREする人が大量に発生したわけではありません。


そういう意味では、もともFIREブームなんか存在しておらず、雑誌やネット記事で過剰に取り上げられただけ、というのが私の見立てです。



高齢化するリタイア年齢
一方で、定年退職の年齢が70歳という会社も出てきており、70歳まで雇用することが努力義務にもなっており、リタイア年齢の高齢化の傾向があります。
70歳まで働いて、定年退職する人が今後は増えていくのでしょうが、全員ではありません。
FIREという言葉が定着したこともあり、40代後半から50代でリタイア資金が確保出来た人はFIREを選択する人も以前よりはわずかではあるが増加するであろう、と私は見ています。


これからは、何歳まで働くかは、自分で決める時代になっていく、ということです。


20代の人からすると、40代後半から50代でリタイアはそれほど早くもない、と思うでしょうが、それでも少数派です。
将来は多少の比率は変わるかもしれませんが、主流派は60代でリタイアです。



適切なリタイア年齢を自分で見極める時代に
私は50歳でリタイアしましたが、いろんな意味で私には適切なリタイア年齢でした。
・リタイア資金が確保出来た(生活するためにはお金は大切)
・まだまだ健康寿命まで時間がある(健康も大切)
・仕事への熱量が下がっている(会社員を卒業?中退?でいいか、という気分)


何歳まで働くかは、自分で決める時代になっていくということは、適切なリタイア年齢を自分で見極める、ということになります。