10円玉の製造枚数が過去20年で最少
10円玉の製造枚数が過去20年で最少になる見通しという記事がありました。
財務省は15日、2022年度の10円玉の製造枚数が過去20年で最少になる見通しを発表した。4月時点の製造計画を見直し、4割ほど減らして6100万枚とする。20年前のほぼ1割の水準だ。キャッシュレス決済の拡大や、金融機関が硬貨を扱う際の手数料引き上げが、使用量を抑えている。
財務省は100円玉も製造枚数を4月時点の計画から4割ほど減らす。硬貨全体の製造計画は6億2907万枚で、20年前と比べほぼ半減している。
10円玉の製造枚数が20年前のほぼ1割の水準とは、少々驚きましたが、キャッシュレス決済への移行が進んでいるという証しなのでしょう。
将来は、子供のお小遣いやお年玉もキャッシュレスの時代が来るのかもしれません。
いや、もう来ていて、そういう家庭もあるかもしれません。
そうすると、味気ない、ありがたみがない、という意見が出てきそうです。
そういえば、昔は会社員の給料も銀行振り込みではなく、現金払いだったんですよね。
私が新入社員の頃には既に給与は銀行振り込みでしたが、さらにずーっと遡るとあの3億円事件は、現金払いの時代の事件で東芝の府中事業所の社員のボーナスが現金輸送中に奪われた事件でした。
現金払いの頃は、給料袋を持ったお父さんの帰宅を御馳走を準備して待っていたお宅もある、という話も聞いたことがあります。
時代は変わっていきます。