高級レストランや高級旅館は、従業員の接客態度、きめ細かなサービスやおもてなし、内装や調度品・装飾品も含めての価格なのですが、評判の良い高級レストランや高級旅館はその価格に相応しいサービスを提供しようと心掛けているように感じます。

どれくらいの価格であればそれらを利用するか、という判断は人それぞれです。
経済的に余裕があり、かつ、豪華で非日常的な体験を求めるのであれば、それなりの金額を支払う人も少なくはないでしょう。

高級レストラン、高級旅館などにお金を払うのは、その体験にそれだけの価値がある、と判断すればお金を払うでしょうし、逆に価格に見合わないと判断すれば二度と利用することはないでしょう。

一方で、経済的に余力があっても、レストランは高級じゃなくても清潔で美味しければいい、旅館は高級じゃなくても快適に過ごせればいい、と考える人は、自分の好みに合うレストランや旅館を選ぶでしょう。

判断基準は違いますが、どちらも、自分が認めた価値にお金を払う、ということです。

私はどちらかというと、レストランは清潔で美味しければいい、旅館は快適に過ごせればいい、と考えるタイプですが、それでも、高級レストランや高級旅館が嫌いなわけではありません。

大事なのは、その金額を払うだけの価値を自分が感じるか、それともその金額には見合わないと感じるか、ということです。

だから、多くの人は、その金額に見合わないというレストラン、旅館は、二度と行かないことになります。

自分が認めた価値にお金を払う、そういう生活を続けたいものです。
逆の言い方をすると、認めないものにはお金を払わないということです。