アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

お金のゲーム、地位のゲーム

何事もゲームのようだと感じることがあります。


お金のゲーム
稼いだり、節約したり、貯めたり、運用したりというというのはお金を増やすゲームです。
若い頃は私もお金をもっと稼ぎたいと思っていました。
ただ、今になって振り返ってみると、稼いでどうするというところまで特に考えていませんでした。
お金がゲームのポイントのような感覚です。
ポイントを競うゲームであれば、獲得するポイントは多い方が有利となります。
ただ、リタイアする頃には、このポイントを競うゲームも飽きてしまった感があります。
飽きてしまったのだから、資産運用も止めてしまおうかなと考えたこともあります。
しかし、全てを現預金にしてしまうと物価上昇に非常に弱い資産構成となってしまうので、続けることにしました。
ただ、非常にのんびりとした感じでほぼほったらかしに近い状態であり、売買の頻度は非常に少ないです。



地位のゲーム
組織の中で出世したり、部下を持ったり、役職がついたり、というのは、組織の中のポジションを上げていくという地位のゲームです。
地位が上がれば給料も上がるので、地位のゲームはお金のゲームと相関があると言えます。
私の場合は、お金のゲームよりも先に地位のゲームに飽きてしまったような気がします。


ゲームは飽きるとそのゲームを続ける動機付けが無くなってしまいます。
お金は生活するために必要ですが、一方の組織の中の地位はなくても生活に不自由はしません。
私がアーリーリタイアした理由の一つもこのへんにあるんだろうな、と思っています。