アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

最近の仮想通貨(暗号資産)って、どうなっている?

私は、価値の裏付けが無いものには、投資をしないと私は決めています。
また、新たな価値を生まないものには、投資しないと私は決めています。
そのため、仮想通貨は私のルールでは投資対象外です。


しかし、最近、あまり話題に上ってこないので、どうなっているのか、気になって調べてみました。


代表的な仮想通貨であるビットコインBTCのチャートを見ると2021年が爆上がりの時期でした。
2019年の底値と比較すると約20倍、2020年の底値と比較すると約10倍となっています。
2021年は、各国ともにコロナ禍での経済対策として、いろんな補助金を出したり、金利を引き下げたりして金余りと言われて、株も仮想通貨も勢いがあった年です。
2021年の最高値と比較すると2022年の最近はおおよそ1/3程度となっています。
暴落とは言えませんが、それでも一時の勢いを失っています。


仮想通貨のバブル(裏付けのない価値の高騰)の話を聞くたびに、オランダのチューリップバブルの話を思い出します。
17世紀に世界で初めてのバブル経済と言われたのがオランダのチューリップバブルで、投機のためにチューリップの球根の値段が一般の職人の年収の10倍以上に急騰したが、バブルが弾けた後は元の値段に戻ったという話です。
(今の日本でいうとチューリップの球根が5000万円、6000万円という感じでしょうか。)


私は、仮想通貨も投機によるバブルだと考えていますので、いずれは弾けると考えています。
そう言うと反論する人もいますが、価値の裏付けがないものは値段を維持することは出来ません。
仮想通貨を買うよりも趣味の範囲でお小遣いでチューリップを買うほうがよっぽどマシだと思っています。
(5000万円、6000万円のチューリップの球根を買えという意味ではありません。)


あるいは、別の言い方をすると仮想通貨の投機はチキンレースのようなものだと考えています。
チキンレースとは崖に向かってクルマを走らせるレースで、より崖のそばでクルマを飛び降りたほうが勝ち、先に飛び降りたほうはチキン(臆病者)、飛び降りるのが遅れればクルマと共に崖から落ちるというやつです。
(昔、ジェームスディーンの映画でありました。)
つまり、飛び降りるのが遅れれば、そのまま崖の下まで一直線となります。


それでも投機熱に浮かれて、売買益を狙う人が一定数いるうちは、売買益も得られるケースもあるのでしょう。
私は仮想通貨は購入しないので、ときどき見物する程度です。