アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

アーリーリタイアと「持ち家か、賃貸か」

「持ち家か、賃貸か」「戸建てか、マンションか」
「持ち家か、賃貸か」「戸建てか、マンションか」をテーマにしたネット記事をときどき見かけます。
どっちが良いか、論争のような記事、記者・コメンテーターの主観で結論づけている記事もあります。
ただ、多くの閲覧者は非常に冷静で、閲覧者のコメントをみると、ライフスタイル、価値観などで決まるもので、絶対的にどちらがいいというものではない、というものが多数派です。


私もライフスタイル、価値観などで決まるもので、絶対的にどちらがいいというものではない、という意見です。


不動産物件に住人が求める事柄、優先順位(例、駅近、閑静な住環境、庭付き、価格、築年数、間取りなど)が人により異なります。
そのため、他人の正解が自分の正解となるとも限りません。


最終的には、本人が検討して、自分の責任で自分に見合った結論を出す、ということになるのではないでしょうか。


私の好み
私個人の好みで言うと、当たり前ですが、気に入ったところに気に入った家で住む、というのがいい。
リタイアすると在宅時間が長くなります。そのため、居心地が良い住まいというのが、非常に重要になります。
勿論ですが、持ち家であれば、リタイア前に住宅ローンを完済していることも重要です。


私は、マンションですが、今の住居を十分気に入っています。
そこそこ便利で、そこそこ静かで、目の前に大きな建物が無いため、ベランダから空が大きく見えます。
若い頃は、駅近で利便性優先でしたが、高い建物が密集していると圧迫感を感じる年齢になり、目の前に大きな建物が無く、空が大きく見える所がいいと思うようになりました。


ただ、数十年後に老朽化に伴う建替について、それまで住むか、その前に転居するか、判断が必要な時期がきます。まだ、まだ、その結論は出ていません。建替の前に私の寿命が先に尽きる可能性が高いので、ゆっくりと時間を掛けて、検討していきます。
現時点では、心身共に健康であれば、今の住居に住みたいと思っています。


資金の制約が無ければ
仮に資金の制約が無ければ、どうするか、と聞かれれば、それでも今のところで十分と思います。


・既にリタイアしているので、通勤に便利な駅近に住む必要が無い。
(現役時代は通勤優先で駅近が好きでしたがバスの音が騒々しかった。特に週末に朝ゆっくりと寝ているときにうるさく感じます。)


・都心部への憧れも強くない。
(高いビルに囲まれている場所、人・建物が密集している場所は圧迫感を感じる年齢になりました。)


・広い庭付きの戸建てよりもオートロックのマンションのほうがセキュリティが総じて良い。
(ただ、広い庭付きの戸建ての庭いじり・植栽には憧れます。)


・高級住宅街の大邸宅に一人で住むのも不釣り合い。
(そもそも大邸宅への憧れも強くない。)


・観光地や別荘地は、旅行に行くのは良いところですが、住むとなると別。
(昔からの風光明媚な観光地は旅行で行くには本当に良いところだと思います。)


つまり、今の場所で十分で、今の自分に合っているということです。


私は、もともと、価格が高い住居に住みたいという欲求が強くありません。それよりも、自分に合っている住居のほうが居心地が良く感じます。この居心地の良さが大切です。