毎日のように値上げのニュースを聞いていると、今のうちに買い替えを進めたほうがお得なのかも、という考えが頭をよぎります。
多くの品目の国際市場価格が上昇し、さらにエネルギー資源が高騰すればどんな産業でも影響は避けられません。

私は、数年以内に買い替えを検討しているものが結構あります。
具体的には、テレビ、オーブンレンジ、エアコン２台、IH、ダイニングテーブルとイスのセット、ベッド、自動車など。
特に自動車はこの中では最も高額で時期も車種も慎重に考えたいものです。

最近の値上げの状況を見ていると、ほぼ確実にほぼ全ての品目が値上がりするであろうと思っていますが、私は、買い替えのサイクルを前倒しにすることなく、故障・劣化の状況で必要に応じて買い替えるという従来通りの方法でいくつもりです。

物価動向を考慮して買い替え時を決めるのではなく、必要に応じて必要なものを買い替える方法が私には合っています。

将来の値上げを見越して今買うべきか？
私の答えは、NO　となりました。
そういえば、数年前の消費税増税のときも同じように、増税前の駆け込みの買い出し・買い替えを考えましたが、結論としては見送りました。
その頃から、必要に応じて必要なものを買い替えるというスタイルは変わっていないということです。

ところで、必要に応じて必要なものを買い替えるスタイルと将来の値上げを見越して買い替えるスタイルでは、どっちが支出が多い（逆に少ない）でしょうか？
条件が異なれば結果も異なるのでしょうが、基本的には必要に応じて必要なものを買い替えるスタイルのほうが支出が少ない、と私は考えています。
理由は、シンプルです。
必要以上の支出はしないことになるからです。
もう、一方の将来の値上げを見越して買い替えるスタイルは買い替えのサイクルが短くなりますので、生涯の支出額の累計は実は多くなっている可能性があります。

条件次第で、結果は逆になることもあるのでしょうが、私は自分のスタイルでいきます。