アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

アーリーリタイアと生活のリズム

会社員時代は、平日は、毎朝、同じ時刻に目覚まし時計に起こされて、会社に向かい、日中の大半を会社で過ごし、夜、帰宅する、という生活でした。


アーリーリタイア生活になると、予定がない限りは、朝、起きなければならない、ということがなく、そのため、アーリーリタイア生活に突入すると生活のリズムが乱れて、昼夜逆転するような状態になるかもしれない、と思っていました。


そこで、以前は、生活のリズムを整えるルーティンが必要と考えて、午前中はスポーツクラブに通っていました。そのおかげで、生活のリズムを整えるだけでなく、運動不足の解消と適度な肉体的な疲労感のおかげで夜はぐっすりと眠れていました。


ところが、コロナ禍となり、私が通っているところではありませんが、スポーツクラブでのクラスター感染が報道されました。
私も感染予防の一環として、当面はスポーツクラブ通いは止めることにしました。スポーツクラブも一時的に退会しています。


生活のリズムを整えるルーティンとなっていたスポーツクラブ通いを止めると、生活のリズムが乱れるかも、と思っていましたが、実際は、そうでもありません。
理由は、幾つか、思い当たります。


1,一般の人と同様に朝起きて夜寝る生活が便利であること
会社に出勤する必要はないのですが、日常的な買い物、銀行・役所での手続き、通院、自動車点検等のための受け渡し、住居・家電の修理・修繕の受け入れなどがあります。それらが当然、日中のみの対応ですし、お店もコンビニを除くと開店は日中から夜間のみです。
そのため、日中は起きていないとそれらの手続き、対応が滞ってしまいます。


2,猫と暮らしていること
毎朝、4時頃に猫に起こされます。猫は明け方に行動が活発になると言われていますが、家の猫の場合は、私を起こすことから1日が始まります。
猫を無視して寝ようとしても、家の猫は粘り強く、私が起きるまで、あきらめません。
マットレスを爪でバリバリしたり、枕元でのどをゴロゴロ鳴らしたり、肉球でパンチをくりだしたり。
そのため、私も、1度、起床して、猫に朝ごはんをあげて、2度寝しています。
その後、目覚まし時計がなくても、7時前後に目が覚めて、ベッドを出ます。


3,テレビ、ラジオの深夜放送に興味がない
若い頃は、深夜過ぎまでテレビを見る、あるいは、ラジオを聞くために起きていることもありましたが、今は、そういうことはありません。
どうしても見たい番組(海外スポーツ中継など)がある場合は、録画して翌日、見ています。


4,深夜まで飲み歩くことがない
若い頃は、深夜まで飲み歩くこともありましたが、もう、それが出来るだけの体力も胃腸もなく、また、外飲みすることが以前よりも、かなり減りました。二日酔いで朝、起きれないというのは、もう何年もありません。



おそらく、リタイアした多くの人が一般の人と同様に朝起きて夜寝る生活をしていると思います。


同居親族がいる場合は、生活のリズムを合わせないと食事もバラバラになってしまいますし、私のような単身者でも日中は起きていないと諸々の手続き、対応が滞ってしまいます。
また、犬や猫と暮らしていれば、犬や猫が比較的規則正しい1日を過ごしているため、ごはん、犬のお散歩、猫の遊び相手などを同じ時間帯に行うことになります。



私の場合は、スポーツクラブを止めても生活のリズムが乱れることは無かったのですが、運動不足になってしまいました。
ようやく暖かくなり、運動不足の解消の目的で、冬は中断していたウォーキング、サイクリングを再開しようと思っているところです。