アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

アーリーリタイア後の生活水準は変わらない

リタイア後は収入が減るから生活水準を落として生活費を抑えるべき、という記事をときどき見ます。


しかし、私もですが、多くの人はさほど生活水準は変わらないものです。
同じ街の同じ住居に住み、同じクルマに乗り、家族構成も変わらなければ、生活水準はさほど変わらないのも当たり前です。
しかし、同じような生活水準でも支出は減ります。
減少要因としては
・自宅での内食が増えて、外食が減る
・被服費(スーツ、ネクタイ、ワイシャツ、ビジネスシューズ、ビジネスバッグなど)が減る
があります。
衣食住のうち、住が同じで衣食が減れば、合計の支出は減るはずです。


一方で増加要因もあります。
・自宅での滞在時間が長くなるので光熱費(しかもこの1年は値上がりが顕著)
・個人差が大きいが、旅費、娯楽費など趣味に費やす費用


旅費、娯楽費ですが、増えるものの、同じサービスでもより安価な選択が可能になります。
例えば
・土日祝日ではなく、平日に出掛けるとそれだけで安くなる。
・繁忙期(年末年始、ゴールデンウイーク、お盆)を避けて、出掛けるとそれだけで安くなる。
だから、出掛ける頻度が増えても、それに比例して費用が増えるわけでもありません。


結果としては、仕事中心からプライベート中心に生活のスタイルは変わっても、生活水準は変わらず、費用は減少ということになります。


ただ、これは全員に当てはまるわけではありません、下記の条件を満たす場合のみです。
・リタイア資金に余裕があるため、無理に節約する必要がないこと
(経済的な余力がなければ切り詰めて生活することになります。)


・散財しない生活スタイルであること
(個人の価値観やその人の生活スタイルの問題です。)


リタイア資金に余裕がないか、あるいは、お金をもっと使いたいか、いずれかに該当する人は、働いて稼ぐという選択をすることになります。