アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

日銀がマイナス金利解除だが、私は高金利でも低金利でもどちらでも良い

先日、日銀がマイナス金利を解除しました。


金利高になると、株安、円高に振れると予想する人が多かったのですが、当日は、株高、円安方向に振れました。
マイナス金利は解除するが、金融緩和は維持するということなので、市場への影響はないと判断した市場関係者が多かったのかもしれません。


私は、高金利でも低金利でもどちらでも良いかなと思っています。
高金利だと利息収入は増える。しかし、物価は上昇する。(バブルの頃に経験済)
低金利だと利息収入は少ない。しかし、物価は安定する。(平成の30年間に経験済)


そのどちらでも良い、という意味です。
円建て債券や定期預金も保有していますが、利息収入を期待してというよりは、当面の生活資金の一部を円で運用している意味合いが強いです。
高金利で利息収入が増えるのは嬉しいですが、物価が上昇すれば、実質的な購買力は増えません。
また、数年前までのように低金利だと利息収入はごくわずかですが、その間は物価が安定していたので、実質的な購買力はほとんど減りません。


今は、低金利なのに輸入品の値上げで物価は上昇していますので、どちらにも当てはまりませんが、物価上昇が継続すれば、金利も上昇するのでしょう。


ただ、少子高齢化の日本は、人口減少と高齢化のダブルパンチで経済が停滞したところから、抜け出すのは困難だろうから、日銀の政策金利が上がっても、アメリカやEUの政策金利に並ぶことはないと見ています。