猫の爪切りと歯磨き
猫のお世話の中に、爪切りと歯磨きがあります。
爪切りは、猫自身も爪とぎをしたり、爪を噛んで手入れしたりしますが、たまに爪が伸びすぎていることがあります。伸びすぎていると、室内飼いの場合は、人がケガをしたり、猫自身もケガをしたりする原因となりますので、爪切りをします。
子猫の頃から、慣らせば大丈夫という人もいますが、家の猫を見ている限りは、そうは思えません。
本能的に猛烈に拒絶しているように思えます。
それだけ、猫にとって、爪は、捕食・木登りなど、野生生活では必須のものなんでしょう。
猛烈に拒絶される前に1本、2本だけ爪切りをしたら、当日の爪切りは終了して、おやつを与えてご機嫌をとっています。
問題は、歯磨きです。
飼い猫も環境、フード、医療のおかげで、長寿高齢となることがあります。
そうすると人間と同じように歯周病で歯が抜けてしまうことがあります。
そのため、毎日の歯磨きが推奨されています。
2,3週毎の爪切りでも、猛烈に拒絶されるのに、毎日の歯磨きはとても無理。
そのため、代用として、デンタルケア用のおやつを与えています。
効果の有無が今一つ分からないのですが、カリッ、カリッと音を立てながら砕いて食べているようなので、効果があるはず、と思い込むようにしています。
猫の歯磨きを毎日やっている人は、どれくらいいるのでしょうか。気になります。
歯磨きは苦手ですが、トンネル状のモノの中に居ると落ち着くようです。
リラックスした顔しています。
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