アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

私とミニマリストの比較

持ち物を出来るだけ減らし、必要最低限のもので暮らす人のことをミニマリストと呼ばれています。
いつからこの言葉が使われ始めたのか、記憶にないのですが、今はかなり普及した言葉で、ミニマリストを自称する人も多くおり、ブログ村にもミニマリストのカテゴリーがあり、その中には、かなりのアクセス数を持つ人気ブログもあります。



私はミニマリストか?
私はミニマリストと自称したことがありません。
ただ、ミニマリストの人たちと共通点が幾つかあることは自覚しています。
例えば
・必要のないものは購入しない
・衣替えのときに、もう着ない衣類は断捨離する
・故障あるいは不調となった家電は使うなら修理する、使わないなら処分する
・モノを必要以上に増やさない(例、靴・鞄・コートなどは一つ処分するタイミングで一つ購入する)


また、整理整頓されている状態のほうが
・使い勝手がいい
・居心地がいい
・時間、労力を無駄に消費することなく合理的
と感じますので、ものを出しっぱなし、置きっぱなしにしない点も共通点の一つです。



私がミニマリストと違う点は?
一方で、私がミニマリストとは違うと感じる点も幾つかあります。
・一人暮らしなのに自転車を2台持ちして、使い分けている
・自動車が無くても生活出来る場所だが、自動車を持っている
・猫一匹なのに猫ベッドが4つ、さらに涼むためにねこ用アルミ鍋とねこ用石板あり


自転車、自動車は私には趣味の一部ですし、同居猫の居心地の良い住居であることも私には大切なことです。
おそらく、ミニマリストを自称する人の中にも、趣味のものは別、あるいは、子供・ペットのものは別、という人もいるのではないでしょうか。
私の場合は、自転車、自動車、猫が別のものに該当します。



私がミニマリストと違うと感じる点は、もう一つあります。
猫が子猫時代、とてもわんぱくで、何でも噛む、テーブル・棚の上にあるものは何でも落とす頃がありました。
子猫がケガをしたり、モノが壊れたりすることがないようにと、テーブル、テレビ台、棚の上に置いていたモノをほぼ全て収納したり、廃棄したりしました。
そして、猫にいたずらされても困るものは全て室内から無くなりました。
テーブル、テレビ台、棚などの家具はあるが、小物が全くないと、生活感がなく、家具だけが室内に配置されているような雰囲気で、まさしくミニマリストの人が理想としているような風景でした。
しかし、私には居心地の良いとは言えず、非常に殺風景な部屋に感じました。
そこからフェイクグリーン(人工の観葉植物)を配置したり、よく使う小物は小物入れに纏めて棚に配置したり、風景写真のカレンダーを壁に貼ったり、猫のシルエットのシールを窓の片隅に貼ったり、猫の置き物を配置したりしました。
(男性ですが、一時期は猫の小物にハマっていました。)
そのときに、何もインテリア・小物がない部屋よりも気に入ったインテリア・小物が適度にある部屋のほうが自分には居心地の良いと感じるんだ、自分はミニマリストとは違う、と思いました。



ただし、ミニマリストを自称する人たちが居心地の良い空間、使い勝手の良い空間を作ろう、としている姿は共感を覚えますし、それが幸せを感じさせるのであれば、その人にとって合った生活スタイルなんだろう、と思います。


ミニマリストな暮らし方
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