アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

リタイアして住む家、住みたい家

会社員時代は、寝ている時間を除くと、自宅で過ごすよりも会社で過ごす時間のほうが長く、平日の自宅は主にお風呂、睡眠の場所です。


しかし、リタイアすると自宅で過ごす時間が長くなり、自宅が居心地が良いことが大切になります。


私は、リタイアしてから、引っ越しをしておらず、従来と同じ住居に住んでいます。
今の住居そのものは、満足しています。


首都圏ながら、そこそこ静かで、リビングからは空が大きく見えて、解放感があります。
駅まで歩くと多少距離がありますが、毎日、駅を使う訳ではないので問題ありません。
逆に駅に近すぎると列車の音、バスの音、酔っ払いが騒がしく、多少駅から離れているほうが住むには良いと思う年齢になりました。


今の住居の購入を決断したときですが、空が大きく見えて解放感があって気持ち良さそうと思い、ここに住みたいと感じたことを思い出します。
空なんか毎日見てればすぐ飽きるだろう、と考える人もいるでしょうが、新鮮味は薄れても空が大きくて、解放感がある視界は気持ちが良いものです。


若いころは、駅近に住んだこともあるのですが、バス通り沿いだったので、バスの音がうるさく、また、カーテンを開けると向かいの建物から室内が見えてしまうので、カーテンも閉めっぱなしでした。
今でもそういうところに住んでいたら、引っ越しを考えるかもしれません。


年齢や生活環境で住みたい家は変わります。
会社員であれば通勤の利便性が優先順位として非常に高くなりますが、リタイアすれば通勤は無くなりますので、駅近へのこだわりは多くの人が無くなるのではないでしょうか。


リタイアすると、日常生活の利便性(買い物、通院、役所の手続きなど)と住居内の居心地の良さが大切になります。
住居を購入したときは、リタイア後の生活まで考えてはいませんでしたが、今の住居を選んで良かったと思っています。


Casa BRUTUS特別編集 美しい住まいの教科書
Casa BRUTUS特別編集 美しい住まいの教科書
マガジンハウス
Digital Ebook Purchas