アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

首都圏のタワマンの記事を見て

首都圏のタワーマンションのネット記事をよく見かけます。
同じ不動産物件の記事を書くのならば、タワーマンションをネタにしたほうが、ねたみ、やっかみも増えて、結局はアクセス数が増える傾向にあるようです。


しかし、タワーマンションに憧れや逆にねたみ、やっかみを持つ人は、実は少数派で、多くの人は特別な住居とは考えていないのでは、と私は思っています。
今後も、タワーマンションの数は、さらに増えるでしょうし、特別感は、薄れるでしょう。


駅から近く、立地がよくて、地価が高いところを有効活用しようとすると建物を上に伸ばすしかありません。
タワーマンションは、高層にして、住戸当たりの価格を抑えれば、売り切れる価格に設定出来る、という発想から生まれたようなもので、景色や豪華なエントランスは購買意欲を掻き立てる手段に過ぎません。


私自身は、タワーマンションに住みたいかというと、そうでもありません。
おそらく、タワーマンションの主要な購買層は、都心部に通勤する現役世代ではないでしょうか。
毎日、都心に通うのであれば、都心に出やすい路線の駅近の物件が便利となります。
今は、金利が安いので、夫婦フルタイムの共働きなら、普通の会社員も購買層になります。


一方の私は、既にリタイアしており、毎日通勤電車に乗る必要もなく、そうすると騒がしい駅近周辺よりは駅から少し離れた住宅街のほうがよい、となります。
今住んでいる場所は、近隣に大型スーパーが何軒かありますし、駅周辺まで出れば大型商業施設もありますので、日常生活で不便を感じることはありません。



ちなみにうちは、超高層ではないものの、ベランダから空が大きく見える立地にあります。
ベランダ側は、周囲に同じ高さの建物がなく、周囲の視線も気にならないので、日中は、カーテンを全開にしています。
そのため、リビングからも空が大きく見えます。
景色なんか飽きると主張する人もいますが、開放感を感じる家は、やはり気持ちが良いですし、閉塞感を感じる家は、気分が滅入ってきます。
だから、タワーマンションでも、田舎のぽつんと一軒家でも、開放感のある景色が好きな人の気持ちは分かります。
ただ、タワーマンションが林立している地域もあり、カーテンを開けると目の前に隣のタワーマンションが建っているケースもありますが、あれでは、開放感は味わえないでしょうね。