アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

猫と飼い主の関係

猫は、本来、群れることなく、単独行動をする動物と言われています。
群れることがないので、指示を出す、指示を受けるという上下関係、序列はありません。
そのため、飼い主との関係も上下関係、序列がない猫とそれらがある犬とはかなり異なります。



同居人
私は猫を飼っているというよりは、猫と暮らしているという感覚です。
そのため、飼い主というよりは、同居人に近いかもしれません。
毎日、いつもそばにいますが、お互いにマイペースで過ごしています。
ただ、飼い猫は自分で餌を確保したり、トイレのお掃除をしたりすることが出来ないので、私が代わりにやっています。


とうちゃん、かあちゃん、パパ、ママ
飼い主が(未婚でも)とうちゃん、かあちゃん、パパ、ママと自称していることがあります。
言葉は話せないけれども、自己主張があり、自由に動き回る、言う事を聞かない、それでいて、かわいい、という意味では、幼児と共通点があると私も思います。


下僕
飼い主が下僕と自称していることもあります。
猫が第一優先の生活をしているという意味です。
例えば
猫にベッドを占領される、早朝に起こされて朝ごはんをあげる、呼ばれたら駆けつける、宿泊旅行には行かないでお世話をする、夜は早めに帰宅してお世話をする、不在時でもエアコンはつけっぱなし、
など。
下僕というのは、極端な表現ですが、猫の生活を大事にすることが出来る人でないと、猫との生活はうまくいかない点では同意します。


飼い主
猫の生命に責任を持つという意味では飼い主です。
しかし、猫は上下関係、序列の概念が無いので、飼い主の自分のほうが立場が上と考える人は、猫との生活には向いていない、と思います。



猫との生活は、和み、癒しをもたらしてくれます。
しかし、猫と暮らすときには、上下関係、序列の概念の無い自由なところが羨ましい、あるいは、その上下関係、序列の無い価値観の中に猫も自分もいると思わないと、人も猫もストレスが溜まります。
ストレスが溜まる生活は、お互いに不幸ですので、猫との生活を始めるときは慎重に考えましょう。



普段よりも目を見開いています。どうした?

ニューヨークの猫は、なぜしあわせなの? 75匹の猫と飼い主のリアルな暮らし
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朝日新聞出版