アーリーリタイア徒然草

50歳でアーリーリタイアしました。アーリーリタイアについて心に思うことを書き連ねていきます。

マンション住まいのリタイア生活

私の住居は、会社員時代と同じ分譲マンションです。
駅から近すぎず、遠すぎずの立地にあり、大きな不満もなく、ローンもなく、なるべく長くここに住みたいと思っています。
ファミリー向けの分譲マンションなので、猫が居ても十分な広さです。


マンションと戸建てを比較すると、ご近所の騒音問題と建て替え問題さえなければ、マンションのほうがお気楽だと思っています。
細かい条件はマンションにもよるでしょうが、
・修繕費の支払は毎月あるが、共有部の修繕はやってもらえる。
・管理費の支払は毎月あるが、共有部の清掃・管理はやってもらえる。
・宅配ロッカーがあるので、通販の荷物の再配達は発生しない。
・24時間ゴミ出し可能。
・住居内に階段が無いので、腰やひざが悪くても苦労はしない。
・20年~30年に1回くらい、理事会の役職が回ってくるが、大きな負担ではない。
・お庭が無いので土いじりが出来ないが、虫も少ない。


賃貸と分譲を比較すると、ローンがなければ、分譲のほうが居心地が良いと思っています。
・分譲のほうが耐震、耐火、防音、断熱等の建物としての基本性能が高い。
・区分所有とはいえ、自分の家という気持ちがある。
・猫と住める。
・長い間住むのであれば、同じ立地、面積、品質なら、大家の取り分がないだけ、安いはず、少なくても同等の金額になるはず。


マンションとリタイア生活との相性を考えると、体力の衰えがあったとしても住みやすく、建て替え問題さえなければ資金の計画も立てやすい、と言えるでしょう。


ただ、最も大切なのは、その住居を気に入っていることです。
本人が気に入っているのであれば、戸建てでも賃貸でも別荘地でも田舎の古民家でもいいんじゃないでしょうか。


リタイア生活になると、在宅時間がかなり増えます。
その在宅の時間が居心地よく過ごせる住居であること重要です。
山の中の「ぽつんと一軒家」に住む高齢者が「ここが気に入っているのでここに住み続けたい」と言う姿を見ると、こういう生活もアリなんだろうな、と思いながら見ています。